津久井在来国産大豆の栽培から収穫、味噌作り
津久井在来大豆の種まき
津久井在来の国産大豆
初夏の6月中旬に種を直接、畑に撒く
1、トラクターにて耕す
2、肥料として当社の発酵鶏糞の有機肥料を散布
3、再度、トラクターにて耕す
4、播種の畝幅は、80cmから60cm。株間は約12cm。
5、鳩の食害があるので種子にキヒゲン(鳩の嫌う液体)を塗してある
大豆の発芽
発芽の様子
1、播種後、約1週間で発芽する
2、大豆の発芽は自然に任せる
土寄せ
除草と倒伏防止を兼ねる土寄せ
1、管理機で畝間の土を両側に寄せる
2、鍬で更に大豆の根元に人手で土を寄せる
3、上記作業を2回行う
大豆の夏の生育と開花及び除草・防除
生育と開花及び除草・防除
1、8月5日から10日ころに開花が始まる
2、開花の後にカメムシの防除が始まる(隔週で4回)
3、除草も同時に行う
大豆の莢(さや)から枝豆
枝豆までの生育
1、大豆は、人手や虫の助けを要らずに自家受粉をする
2、この時期にカメムシの被害が多く発生する
大豆の収穫
津久井在来大豆の収穫
1、11月初旬に大豆の収穫をする
2、枝と莢が茶色くなり、乾燥が進んだ状態で刈り取る
3、人手で刈り取り、収穫機(ビーンズスラッシャー)で大豆を収穫する
4、人手の他にコンバインを使用し、大豆を収穫する
大豆の乾燥と調整
津久井在来大豆の出荷に至るまで
1、枝豆が乾燥すると大豆になり、成分が変わります
2、枝豆の時は楕円形ですが、大豆になると真円に近くなる
3、長期保存のため、大豆の含水率を13%前後にする
4、大豆の大きさを粒選別し、大・中・小に分別する
5、津久井在来大豆は、殆どが大粒である
6、一袋30kgに袋詰めする
小学校の津久井在来大豆栽培と味噌作り(大豆100粒運動)
神奈川県相模原市の小学校で総合学習と食育
1、当初、地元の根小屋小学校から始まり、現在は相模原市内8校で行う
2、小学校の総合学習の時間で津久井在来大豆の栽培から収穫
3、収穫した津久井在来大豆を使用して味噌作り体験
4、平成27年度は、生徒数合計770人が体験しました(一人 3.5kgを作り家庭に持ち帰りました)